「基礎代謝」で消費されるエネルギーのうち、約2割は筋肉の働きによるものです。ところが、筋肉は20歳頃をピークに何も対策をしなければ30歳頃から年に1%ずつ減少していくといわれています。年齢を重ねると栄養素を取り込む力が弱まり、細胞が生まれ変わるサイクルも遅くなってしまうためです。つまり、本来エネルギーをたくさん作ってくれるはずの筋肉の減少は、代謝の低下を招きます。それを防ぐためにもバランスのとれた食事と運動で筋肉を維持する必要があるのです。
ささ身とキャベツの簡単グラタン
《ささみ》ささみには、たんぱく質が豊富に含まれています。運動している方やダイエットしている方は、たんぱく質を効果的に摂取することでより筋肉量をアップさせることができます。筋肉を増やすことで代謝がよくなり、やせる体を作れるでしょう。
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《大人の食育》過去記事
◇no.1 ”食べる”を考える(手羽先とかぶのしょうがじょうゆ煮)
◇no.2 「代謝」って何?(豚こまのケチャップしょうが焼き)